香港英字週刊新聞 オンライン版
激動の1920年代の香港を記録する英字週刊新聞
本データベースで提供される収録期間は、英領香港の近代史における激動と不安の時期をカバーしております。
上海共同租界警察がデモ隊に対して発砲した1925年5月30日の五・三〇事件と同年6月23日の広州の沙基という通りで反英デモ隊に英国軍が発砲して多くの死傷者を出した沙基事件(六二三事件)が発生しました。
これらの事件は、中国における諸外国の存在に影響を及ぼし、北東アジアで競合する帝国主義関係にも波及効果がありました。中国国内のナショナリストはソビエト連邦の協力者とともに香港の港湾労働者にストライキを働きかけ、広東省の活動家は数カ月にわたり、25万人以上を香港に送り込むことで、香港の激動を助長しました。港湾におけるストライキの発生で香港は植民地として機能しなくなり、新聞を含む殆ど全ての公共サービスが閉鎖され、そうした状態は1926年の12月まで続きました。
香港に影響を及ぼしたこれらの事件の結果、東アジアにおける英国の外交政策は弱体化し、中国は国民党と共産党の争いの時代を迎えます。
香港、上海、広東、その他の貿易港のビジネスコミュニティにおけるこうした不確実性は、国内の経済停滞と政治危機と相俟って、Hongkong Weekly Pressのニュース報道にかなり詳細に反映されております。
本データベースに収録されている1920年代の噴煙を現在の香港の不安の原動力と評価または比較することは時期尚早ですが、帝国主義時代における中国の台頭の研究に向けて不可欠な一次史料となりえます。
収録記事は貴重な個人コレクションからフルカラーでスキャニングされております。
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