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ACLU(アメリカ自由人権協会)文書集成デジタル・アーカイヴ

ACLU(アメリカ自由人権協会)文書集成デジタル・アーカイヴ The Making of Modern Law: American Civil Liberties Union Papers

Online |提供: (Gale/Cengage, US) |ニュース番号: <246-558>

ACLU(アメリカ自由人権協会)文書集成デジタル・アーカイヴ

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ACLUのアーカイヴ資料をデジタル化したオンライン・コレクション

ACLU(アメリカ自由人権協会)は、1920年に反戦活動家ロジャー・ボールドウィンらにより、表現の自由、言論と出版の自由、プライバシーの権利、法の適正手続などの擁護を目的として設立されました。現在では約200人の弁護士を含む50万人以上の会員を有し、アメリカ最大の人権擁護団体として活動を続けています。20世紀の最高裁の画期的判決の実に80%にACLUが何らかの形で関与していたとされ、近年もLGBTQの権利、国家による盗聴・監視問題とプライバシー、中絶といった問題など、様々な面で活動を展開しています。

本コレクションは、プリンストン大学マッド図書館(Mudd Library)が所蔵する約210万ページのACLUのアーカイヴ資料をデジタル化したものです。ACLUに関連する新聞等の報道記事の切り抜き、スクラップブック、裁判ファイル、メモ、電報、議事録、訴訟記録のほか、ACLUが発表したレポート、幹部や会員が外部団体や人々と交わした書簡、委員会報告など、多様な資料が含まれています。なかでも、ACLUが各司法機関へ提出し裁判の判決に大きな影響を与えた意見書「アミカス・ブリーフ(Amicus Brief)」を多数収録しています。アメリカ法制史にとどまらず、アメリカ史全般に有用な資料集としてお薦めいたします。

収録内容

Part I: 1912-1990

アメリカ自由人権協会(ACLU)の文書集の第1部です。プリンストン大学マッド図書館等が所蔵するACLUのアーカイヴ資料約210万ページをデジタル化し、創設前の時期を含む約80年にわたる活動の実態を明らかにします。ACLUが発表したレポート、パンフレット、新聞等の報道記事の切り抜きから、幹部や会員が外国の団体を含む外部団体や人々と交わした書簡、覚書、委員会報告などの内部文書まで、様々な種類の資料が収録されています。

  • 「裁く者と裁かれる者」「アメリカ人はどのように抵抗するか」「シカゴ警察の秘密拘禁」など、大きな反響を呼んだレポートやパンフレット
  • 「なぜ我々はナチ、ファシスト、そして共産主義者の言論の自由を擁護するのか」のように、ACLU内でも賛否両論を生んだ声明
  • 日本に関しては、米軍軍政下の沖縄の人権問題、軍用地問題、労働問題に関して発表した声明や勧告
  • ACLUが裁判に関与する過程で連邦裁判所等の司法機関へ提出した意見書、アミカス・ブリーフ(Amicus Brief)

これらのブリーフとその周辺資料は、ACLUの裁判との関わりの実態を詳らかにするに止まらず、最高裁の判決がどのような影響関係のもとに生まれたのかを明らかにするものであり、20世紀アメリカの司法研究にとって重要な文書です。

Part II: Southern Regional Office

公民権法が成立した1964年、公民権運動の震源地の一つであったジョージア州アトランタにACLUの南部支局(Southern Regional Office)が開設されました。本コレクションは、南部支局が関わった多くの裁判に関する文書のほか、書簡、議事録など南部支局の内部文書など、総計約65万ページの文書を収録します。

初代支局長には人権派弁護士のチャールズ(チャック)・モーガンが就任し、南部支局は『南部司法制度改革計画(Operation Southern Justice)』と『投票権改革プロジェクト(Voting Rights Project)』の二つのプロジェクトを推進しました。前者では陪審員の選定における人種差別を主要なターゲットに掲げて多くの訴訟を起こし、白人陪審員によって死刑宣告を受けた黒人死刑囚の支援にも当たりました。『リー対ワシントン裁判』では、監獄における人種差別の違憲性を最高裁において勝ち取っています。後者では、読み書き能力や投票税の納付など有権者登録を阻止する制度的慣行を違憲であると訴える一方、マイノリティに対する教育を通して有権者登録の促進に努めました。また、ジュリアン・ボンド、モハメド・アリ、ハワード・レヴィらの徴兵拒否をめぐる訴訟にも、代理人・法廷助言者として関わりました。

ACLUと日本・沖縄

1947年、当時のACLU代表ボールドウィンが来日し、日本における自由人権協会の設立が示唆され、同年にJCLU(公益社団法人自由人権協会)が設立されました。また、当時アメリカによって統治されていた沖縄の人々の権利の問題は、ACLUとJCLU双方の大きな関心事でした。本アーカイヴには、1959年11月10日付の沖縄の労働条件と労使関係に関する覚書や、1959年にボールドウィンが沖縄を視察した際の覚書などが含まれます。

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