国際政治と米国の外交政策アーカイヴ外交問題評議会(CFR)資料集 1918-2000年
国際政治の最前線に迫る:外交問題評議会(CFR)デジタル・アーカイブが登場
2025年12月、Galeの新しいアーカイヴシリーズ Global Politics and U.S. Foreign Policyの第一弾としてThe Council on Foreign Relations 1918-2000がリリースされました。本シリーズは米国外交政策と国際政治に関する一次資料を提供するものであり、今回リリースされる本モジュールでは、プリンストン大学図書館が所蔵する外交問題評議会(CFR)の文書約40万ページが収録されます。
外交問題評議会の起源は1919年のパリ講和会議にあります。英米代表団が国際問題研究所の設立を構想しましたが直接的には実現せず、その副産物として1920年にロンドンでチャタムハウス、1921年にニューヨークでCFRが創設されました。以来、CFRは国政、金融、産業、教育、科学など各分野の専門家を招き、外交問題に関する継続的な議論の場を提供してきました。中立的立場から政策提言を行い、現在では5,000人以上の会員を擁する世界有数のシンクタンクとして米国外交政策に大きな影響を及ぼしています。歴代米国大統領の中でもハーディング、アイゼンハワー、ニクソン、フォード、カーター、ジョージ・H・W・ブッシュ、クリントンらが会員でした。
本モジュールには研究グループの報告、会議の議事録、書簡が収録されます。研究グループは米国の国益に関わる国や地域の政策を討議するために設置され、その記録が含まれます。会議関連文書には要旨や背景資料が収録され、キッシンジャー、ダレス兄弟、ウ・タント、カストロ、ゴルバチョフ、マンデラら世界的指導者が登壇しました。議論は政治、軍事、国際紛争から貿易、金融、人権、環境、科学技術、核不拡散まで幅広く、20世紀の国際関係を理解する上で不可欠なテーマを網羅しています。
政策は政府だけでなく産業界や学術機関、NGOなど多様なアクターによって形成されます。外交政策も同様ですが、その影響過程は十分に解明されていません。CFRの文書群はこの欠落を補い、米国外交政策決定過程を多角的に検証するための貴重な資料となります。
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