◆中東における最大の親米国家についての機密文書
「サウード家によるアラビアの王国」であるサウジアラビアは、1902年に初代国王であるアブドゥルアズィーズ・イブン・サウードが22歳の時にナジュドおよびハッサン王国を建国したものであり、征服を続けて1932年までに主要地域であるハサー、カティーフ、ナジュドそしてヒジャーズを統一してサウジアラビア王国が成立しました。1938年3月にダンマーム油田が発見され、第二次大戦後には本格的な油田開発が始められ、石油はサウジアラビアに経済的な繁栄だけでなく国際社会における大きな影響力も与えることになりました。本コレクションでは、中東における最大の親米国家であるサウジアラビアについての米国国務省のセントラルファイルを収録しております。
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