◆連合国占領軍による戦後日本と韓国の再建
本シリーズは、1945年9月から、連合国最高司令官総司令部により作成された日本と朝鮮に関する月例報告書です。当初、『日本と朝鮮における非軍事活動(Non-Military Activities In Japan And Korea)』と題されていたのが、1946年3月からは、『日本における非軍事活動(Non-Military Activities In Japan)』『朝鮮における米軍軍政活動(United States Army Military Government Activities In Korea)』と、日本と朝鮮に関してそれぞれ分冊で作成されるようになり、1947年8月以降は、朝鮮の報告書がさらに『南朝鮮暫定政府活動(South Korean Interim Government Activities)』と改称されました。日本に関する報告書は1948年8月まで、朝鮮に関する報告書は1948年7月まで作成されました。
日本に関する報告書は、産業の復興、軍用品から消費財への生産転換、土地制度改革、教育制度改革、公衆衛生改革、福祉制度改革、自由で民主的な政治制度の確立など、政治経済から社会までの変革過程を記録しています。朝鮮に関する報告は、軍政下と暫定政府下での行政と社会全般の再建過程を記録しています。
※本コレクションはScholarly Resources刊行のマイクロフィルムSummation of Nonmilitary Activities in Japan and Korea,1945-1948をデジタル化したものです
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