◆20世紀の米国縫製産業および縫製業労働組合に関する記録
本コレクションは、ジョージア州立大学所蔵の「米国縫製業労働組合記録集」から2シリーズ（シリーズIとIII）を完全収録し、1シリーズ（シリーズVIII）を部分収録しています。シリーズIは、縫製産業に関わる時間と動作研究ファイルおよび20世紀前半の縫製業界に纏わる研究と情報のファイルが収録されています。シリーズIIIは、1899年から1912年までと1934年から1994年までの議事録がそれぞれ収められています。初期の議事録には移民、疾病手当、1日9時間労働といった諸問題や米国縫製業労働組合に関連した事柄が扱われており、1950年代以降には同組合の委員会メンバーだったJoseph Crispinoの裁判と解職の記録、後半期には財政難や組合員資格の喪失に関する記録が収録されています。シリーズVIIIのインデックスカードのファイルには様々な工場や地方組合に関する情報が含まれています。これらは、少数の例外はあるものの、各都市ごとにアルファベット順に並べられており、地元住民や製造業者、賃金、衣類、各地域ごとに行った組合参加者を募る取り組みについての記録情報が含まれています。
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