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Records of the U.S. State Department: Congo, Political and Governmental Affairs, February 1963-1966


コンゴ政治関係文書集 1963-1966年

◆9ヵ国と国境を接するコンゴにおける政治事情

 コンゴ(1965年から1971年まではザイール、現在はコンゴ民主共和国)は、その位置、資源、可能性、そして(おそらく逆説的に)その弱さゆえに、長い間重要視されてきました。特に独立後の1960年代には、冷戦が中央アフリカに波及し、加熱する恐れがあったコンゴ危機の際、この国は長年にわたり多くの危機の中心となってきました。

 コンゴの重要性は、ある程度地政学的なものといえます。コンゴは9つの国家と国境を接しており、北はアラブ系のスーダンから南はアンゴラまで9カ国と国境を接している。そのため、コンゴは国境を守るために、リビアやエジプトから南アフリカに至るまで、政治的な対立に巻き込まれる可能性があり、実際に巻き込まれたこともあります。

 1960年6月30日、コンゴはベルギーから独立しました。独立後1年の間に、軍隊の反乱、カタンガ州知事の分離独立の試み、国連平和維持軍の派遣、ルムンバ首相の謎の死、ジョセフ・デジレ・モブツ大佐(後のモブツ・セセ・コ)の政権奪取とカサブブ大統領への再譲渡などがあり、国は不安定な状態に陥りました。

 コンゴの重要な財産は鉱物です。外部からの評価にはばらつきがありますが、コンゴの資源は依然として素晴らしいものといえます。近年、コンゴはコバルトの世界最大の生産国、工業用ダイヤモンドの第2位または第3位の生産国、銅の第5位の生産国となっています。また、大西洋岸には重要な石油が埋蔵されており、石炭も一部埋蔵されています。

※本コレクションは以下のマイクロフィルム資料をデジタル化したものです

Records of the U.S. State Department: Congo, Political and Governmental Affairs, February 1963-1966, Subject-Numeric File POL

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