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Norman Bethune Papers


中国共産党の支援者・心臓外科医 ノーマン・ベシューン(白求恩)文書集

◆毛沢東に英雄として顕彰されたカナダ人心臓外科医に関する文書集

 ノーマン・ベシューン(白求恩、1890-1939)はカナダ生まれの心臓外科の医者です。共産主義者としてスペイン内戦では共和国派の支援活動に従事した後、国民党と共産党が日本の侵略に抵抗していた時期の中国に渡り、中国共産党が本拠地としていた延安で紅軍医長として従軍し、医学教育と医療活動に注力しました。しかし、1939年、手術中の怪我が原因で敗血症に罹り、49年の生涯を閉じました。

 毛沢東はベシューンと一度短時間顔を合わせたに過ぎませんでしたが、ベシューンの死後、『紀念白求恩』を発表し、ベシューンの自己犠牲の精神と他者への献身的活動を高く評価し、英雄として顕彰しました。この追想録は毛沢東語録の中で再録され、中国では必読文献と見なされています。

 本コレクションは、ベシューンの書簡、パンフレット、写真、研究資料、新聞や雑誌の切抜きなど、ベシューンの活動を記録した様々な資料を収録します。ノーマン・ベシューンコレクション(Norman Bethune Collection)、ベシューン基金コレクション(Bethune Foundation Fonds)、ロデリック・スチュワートコレクション(Roderick Stewart Fonds)、ルイス、アイリーン・コンコレクション(Louis and Irene Kon Fonds)、モーリス・マグレガーコレクション(Maurice McGregor Fonds)から集められたものです。

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