◆ドイツ海軍文書の英訳などを集成
第二次世界大戦末期、米英合同海軍情報部隊は、タンバッハ城にあったマリーナルキーフ(ドイツ海軍公文書館)を押収しました。1805年までさかのぼる軍事記録を含むこの発見は、史上最も大規模な軍事記録のマイクロフィルム化プロジェクトのひとつを促しました。現在、国立公文書館が所蔵する資料の多くは、第三帝国の行政や軍事戦略に関するものです。これらの一次資料を歴史的な文脈の中で位置づけるために、2つのプロジェクトが並行して行われました。一方は、海軍の重要文書の翻訳(ゼークリースライトゥング日記や海軍問題に関する総統会議の翻訳を含む)、もう一方は、第二次世界大戦の様々な側面に関する元ドイツ将校による研究計画でした。本コレクションは、戦後および戦中に書かれた講演録、戦時中の体験記、研究・開発報告書などを集成したものです。
【マイクロフィルム】 Essays by German Officers and Officials
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