「賀屋資料」とは、日銀の元理事で山一証券投資信託委託社長であった賀屋正雄氏（1912～1994)が蒐集した資料。第十三集はこの「賀屋資料」の中から、山一投信委託時代の資料をまとめたもので、高度成長期の 1970 年代からその後約 10 年間に渡る産業分析がその主な中心となる。その調査対象は造船業、化学工業、精密業界、広告・放送業界、医薬品業界、電機業界、大手高炉メーカー、紙パルプ業界、石油産業、不動産業界、工作機械業界、建設業界、情報産業業界、自動車、損保、スーパーといった多岐に渡る一連の調査資料で、また山一投信委託の株主総会や定例役員会、決算関連資料、金融機関株主関連の内部資料から、投資信託業務に関する業界団体の調査や大蔵省の動き、大蔵省との折衝等に関連する資料といった重要文書も含まれる。
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＜マイクロフィルム＞
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