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南部の公教育における人種隔離撤廃 1965~1966年
The Civil Rights Movement and the Federal Government: Records of the U.S. Commission on Civil Rights.2): School Desegregation in the South, 1965 - 1966. 8 reels with guide.

出版社 (UPA, US)
出版年 2009
ニュース番号 <K09-1066>

PIN103965
本コレクションは、アメリカ国立公文書館が所蔵するアメリカ合衆国公民権委員会(以下CCR)の記録をマイクロフィルム化したもので、南部諸州の公立学校における人種隔離撤廃運動の展開を記す重要資料です。のちに、この運動の成功によって、南部の黒人生徒は、白人学校への入学も選択できるようになりました。
 1964年に制定された公民権法の第6編は、人種別教育の実施学区がアメリカ保健教育福祉省(以下HEW)の教育局(以下OE)に、人種共学の推進計画を提出し、承認を得ること、そして、もしこれに従わなければ、連邦助成金の差し止めを受けることを規定しました。にもかかわらず、64/65年の年度末になっても、南部学区の多くでは、ブラウン判決・公民権法が規定する公立学校での人種共学化がほとんど実現していませんでした。
 1965年に、公教育における人種隔離撤廃計画の実地調査のため、CCRは、アラバマ州やミシシッピ州などの南部の学校を訪問し、生徒、保護者、学校関係者、公民権運動活動家、地域の指導的人物たちから聞き取り調査を行いました。本コレクションは、主に、この調査の結果を含むCCR、OEやHEWの他の部局の資料を豊富に収録します。また、公民権法第6編が規定する人種差別撤廃計画の進捗や公立学校の人種統合の評価をめぐる報告書、覚書、そしてOEと地方自治体・学校関係者間での指示書・連絡事項の資料、公民権運動の推進や人種共学化に取り組んだ非政府機関の論文も収録します。


・ISBN 978-1-60205-046-4 microfilm

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