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英国福音伝道会SPGと南アジア 1833~1931年
The SPG and South Asia: Copies of Letters Received and Sent, 1833 - 1931. 35mm silver positive microfilm 48 reels with guide.

シリーズ (Archives of the USPG)
出版社 (Microform Academic Pub., UK)
ニュース番号 <K11-508>

1701年に英国のRoyal Chapterが、海外植民地で布教する宣教者を組織的に支援するため、英国福音伝道会(Society for the Propagation of the Gospel、以下SPG)を設立しました。SPGは、海外のイギリス人伝道と、世界のキリスト教徒以外の人々に対する伝道とを目的とした宗教団体です。
 18世紀末には植民地への伝道熱の高揚によってSPGのような伝道協会の設立が相次ぎ、19世紀になると積極的な海外伝道の時代が訪れました。19世紀後半、イギリスのインド統治が完成すると、カトリック、プロテスタントともにインドに進出し、両派とも勢力を伸張しました。SPGも各派の教会と同様に、有力な宣教者を次々に派遣し、キリスト教の布教のみならず、南アジアの教育・技術の普及や啓蒙活動にも尽力したのです。
 本コレクションは、南アジアでのSPGの布教活動に関する、1833年から1931までにイギリス本国と南アジアの宣教者との間でやり取りされた往復文書をマイクロフィルムにしたもので、南アジアにおけるキリスト教伝道の歴史、南アジアの文化人類学、イギリス帝国史の研究者に多くの知見をもたらすでしょう。


・ISBN 978-1-85117-224-5 microfilm

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