出版社 | (UPA, US) |
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ニュース番号 | <K09-687> |
米国は、第二次世界大戦において約1500万人を動員しつつ、ノルマンディ、ガダルカナル、硫黄島などの重要な対独・対日戦線で勝利を収め、連合国勝利に大きな貢献を果たしました。大戦中、国内では、戦争遂行に不可欠な産業強化を図ったことで、最終的に大恐慌後の混乱も克服しました。この時期、米国は、700万の雇用創出と格段の個人所得の増加を達成し、未曾有の経済成長の礎を築いたのです。こうした状況は、米国女性の社会進出の弾みとなりました。「リベット工のロージー」に象徴されるように、多くの女性は労働に参加するようにました。このときはじめて、女性が軍人として軍務に携わることになったのです。
本コレクションは米国国立公文書館の陸軍省資料よりマイクロフィルム化されたもので、1942年から45年まで長官であったOveta Culp Hobbyと、後任者Westray Battle Boyceの資料より構成され、大戦中の米国陸軍女性部隊WACに入隊した女性兵たちに関する重要資料を集めました。本コレクションには、「隊員徴募と宣伝活動」、「WACへの社会的支持」、「軍紀の問題」、「アフリカ系と日系の女性兵の人種問題」、「兵隊教育」、「兵站」、「アジア、カリブ海、欧州への配備」、「男性兵士のWAC認識」、「戦後直後のWACの展開」といった重要なトピックが包括的に収集されています。
Part 1 - 6. microfilm 126 reels.