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国家記述の学としてのStatistikの創設者、統計学の父 アッヘンヴァル 『ヨーロッパ諸国の国家基本制度』 第5版(著者生前最終版) 1768年 ゲッティンゲン刊
Staatsverfassung der heutigen vornehmsten Europaischen Reiche und Volker im Grundrisse. Funfte verbesserte Ausgabe. Gottingen, Witwe Vandenhock, 1768.

著者・編者 Achenwall, Gottfried, 1719-1772,
ニュース番号 <R23-215>

Fifth edition. 8vo, [24], 621, [1]p., contemporary full calf
「ドイツの統計学者でいわゆる統計学の父と称せられるアッヘンヴァルの著。本書によってドイツ大学統計学=国状学の体系が確立された。ハレ大学で学び、1748年にゲッティンゲン大学に招かれた。本書はこの3年間の講義を元にしてできた。1749年の初版は"Abriss der Staatswissenschaft der europaischen Reiche"として出たが、第2版(1752年)以後は、表題の「国家学」を「国家基本制度」(Staatsverfassung)に改めた。彼の存命中に5版を重ね、死後第7版(1798年)まで刊行された。国別に、1. 国家史、2. 土地、3. 住民、4. 国法、5. 国務、6. 利害、が述べられている。数学資料の蓄積につれ、政治算術との接触で最初の統計学論争の種となった。今日の統計年鑑類は、本書の発展形態とみることができる。」(『世界名著大事典』、平凡社)