英国国立公文書館に所蔵されている1873年～1953年の英国政府の秘密諜報・外交政策ファイルを収録したもので、とりわけ1930～40年代の資料を豊富に収録しています。融和政策の時代から第二次世界大戦、冷戦初期までの諜報、外交政策、国際関係、軍事史の研究に有用かつ貴重な資料がデジタル化され、閲覧することができます。
本アーカイヴの中核をなすのは外務次官事務局（Permanent Undersecretary's Department: PUSD）のファイルです。PUSDは外務省と英国諜報機関の連絡役であり、そのファイルは1873年から1951年までの諜報活動とその外交政策への影響を記録しています。さらには内閣府の文書と日々の無線諜報報告も収録しており、本アーカイヴは第二次世界大戦の前段階、第二次世界大戦そのもの、冷戦初期の諜報活動に関する日ごとの、詳細な研究を可能にします。20世紀の歴史、イギリスの諜報活動、プロパガンダ、軍事史、第二次世界大戦などの研究・教育どちらにも適したデータベースとなっています。
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