初めてデジタル化された資料を含む約60万ページの
英国国立公文書館の所蔵文書を収録
1918年から1939年までのドイツを網羅する唯一の英語版デジタル一次資料アーカイヴです。大使館や秘密情報部、その他の情報源から英国外務省に送られた約60万ページの機密解除済文書を収録しており、本アーカイヴでのみ閲覧可能な文書や初めてデジタル化される資料を含んでおります。
ハイパーインフレ、政治的過激主義、そして権力掌握の激しい時代を記録している本アーカイヴでは、第一次大戦の余波、戦後の復興、世界恐慌、ヒトラーの台頭を詳述し、西欧民主主義がファシズムといかに闘ったかについての、同時代の記録、文書、報告書や書簡を提供します。特にスペインとイタリアにおけるファシズムの台頭など、殆どのヨーロッパ諸国にとって重要な出来事を検証した資料が収録されています。
英国国立公文書館で最も利用されているファイルシリーズのひとつであるFO371から資料をピックアップしています。1918年から1939年まで「ドイツ」または「ラインラント」に分類されるすべてのファイルがデジタル化されています。これらのファイルには外務省や英国大使館の報告書、通信文、覚書、演説や公言の記録、新聞の切り抜き、国際協定、様々な分析などが含まれています。特に興味深いのは、第二次世界大戦前のイギリス最後の駐ドイツ大使ネヴィル・ヘンダーソン(Nevile Henderson, 1882-1942)の書簡を含むFO800/268-270シリーズです。これらのファイルには政府高官のナチスとの会談や、第二次世界大戦につながる出来事についての個人的な記録が記されています。
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