19世紀後半に起こったいわゆる「アフリカ分割」において、欧州諸国はアフリカ大陸を分割し、その支配を確立しました。その中で、イギリスは最大の領土を統治していました。イギリスの植民地法では、各植民地が毎年「ブルーブック」と呼ばれる報告書を本国の植民地省に提出することが義務付けられていました。このブルーブックの目的は、主に経済発展に関する統計報告を標準化することであり、加えて人口統計、宗教、公共記録などの情報も含まれていました。
本コレクションには、1821年から1953年にかけて作成された13のイギリス植民地および保護領に関するブルーブックやその他のアーカイブ資料が収められています。ブルーブックの統一された形式により、植民地間の比較や時系列分析が可能であり、奴隷貿易、経済政策、教育、公衆衛生といったテーマに関する動向を研究することができます。
また、本コレクションには2本の背景解説エッセイが収録されています。1本目はErik Green教授によるもので、ヨーロッパ人入植者による農業経営と、植民地アフリカにおける現地労働力の搾取について考察しています。もう1本はFelix Meier zu Selhausen博士によるもので、アフリカ全土におけるキリスト教宣教師活動の起源とその影響について論じています。
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