5世紀にわたるパンデミックの歴史を描くPandemics, Society, and Public Health, 1517-1925は、大英図書館、英国立公文書館、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、ロンドン・メトロポリタン・アーカイブスという英国内の4つの主要な公文書館から綿密に収集された、主に英国の歴史に関連する500以上のアーカイブ原資料を新規スキャニングで収録しています。
本コレクションは、英国の歴史において特に重要な足跡を残した4つの病気(ペスト、コレラ、天然痘、インフルエンザ)に焦点を当てています。テーマに沿って慎重にキュレーションされたこれらの一次資料は、利用者のニーズや関心を反映するために特別に策定された一連のトピックのもとにまとめられています。
新型コロナウィルス感染症(COVID‑19)のようなパンデミックは、公衆衛生に影響を与えるだけでなく、社会、政治、経済、文化に大きな変革をもたらし、人々の働き方、互いの関わり方、周囲の世界との関わり方を変えてしまうことを、歴史は繰り返し示しています。
本コレクションは、1517年のイギリスにおける最初の国家による検疫に始まり、1918年の(しばしば「スペイン風邪の大流行」と呼ばれる)インフルエンザ大流行の壊滅的な影響に終わります。本コレクションに含まれる資料には、ペストから住民を守るための祈り、政府が課した検疫に従わなかった者を訴追した記録、予防接種や衛生設備に関する特許設計登録簿、第一次世界大戦後のインフルエンザ大流行時に士気を高めるために作られた楽譜など、幅広く多様な歴史的文書が含まれています。
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