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International Relations Between Britain and America, 1796-1848


19世紀前半の英米関係 – C・ヴォーン卿文書 –

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駐米イギリス大使が見たイギリス・アメリカの国際関係

 チャールズ・ヴォーン卿(1774-1849年)は、1825年から1835年までの期間、駐米イギリス大使を務めたキャリア外交官でした。本コレクションには、ワシントン駐在時代の前後を含む、ヴォーンの個人的・職業的な文書が収められています。これらの文書は、大西洋間の通商やアメリカ北東部の国境問題から、奴隷制度、そしてジャクソン政権下でのネイティブ・アメリカンたちの経験に至るまで、数多くの重要な主題や出来事に光を当てています。さらに、本コレクションには、ヴォーンの前任者の一人であるロバート・リストン卿(1742-1836年)の文書も含まれており、18世紀後半の英米関係について独自の洞察も提供しています。
 ヴォーンとリストンの個人的な書簡は、アメリカ合衆国における外交官の日常生活についての洞察を提供しています。本コレクションは、主に1825年から1835年の期間におけるヴォーンと、様々な英米の外交官や政治家との間の往復書簡で構成されています。リストン卿の文書(1796-1801年)は、本コレクションの中では小さな部類の文書群です。アメリカとカナダの間で深刻となっていた国境問題が、リストンとヴォーンのアメリカ駐在時代、イギリス政府にとって大きな関心事であったことは明らかです。この国境問題は他のどのテーマよりも頻繁に書簡や報告書に登場しています。大西洋間の通商や奴隷貿易もまた、書簡や報告書において重要なテーマとして頻繁に取り上げられています。

 

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