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British Mercantile Trade Statistics, 1662–1809


イギリスの商業貿易統計 1662-1809年

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「長い18世紀」におけるイギリスの海上貿易の複雑さを探る

 本コレクションは、約150年間にわたるイギリスの貿易と海運の詳細を記録しています。この期間、イギリスの海軍力の増強と収益性の高い海上貿易ネットワークの拡大が、著しい経済成長を支えました。この貿易の多くは搾取や奴隷労働を基盤としており、アフリカ、アジア、アメリカ大陸、カリブ地域におけるイギリスの交易拠点やプランテーションの設立は、世界規模の帝国の基盤を築き、砂糖、タバコ、織物といった貴重な商品へのアクセスを確保しました。この包括的なコレクションには、貿易台帳、登録簿、索引が含まれ、「長い18世紀」における貿易に関する詳細な統計データが提供されています。
 この時代は、イギリスおよび世界の商業発展における重要な時期でした。この期間の中心的なテーマの一つは、イギリス政府が海上貿易を記録し、規制し、促進しようとする意欲の高まりであると言えます。1671年には税関庁(Board of Customs)が設立され、1696年にはWilliam Cullifordが初代輸出入監察官(Inspector-General of Imports and Exports)に任命されました。このコレクションに含まれる公式記録は、イングランド、スコットランド、ウェールズ各地の港における商品の受領と出荷を記録しています。また、イギリスの貿易収支や、多数の船舶とその航海に関する情報も提供しています。
 さらに、「地中海通行許可証(Mediterranean passes)」の公式登録簿も収録されており、1662年から1820年代初頭にかけて、この許可証は海軍のロード・ハイ・アドミラル(Lord High Admiral)によってイギリス船に発行されていました。複雑な条約体制によって支えられた外交パスポートの一種であり、地中海や北アフリカ、北アメリカ、西インド諸島周辺の海域を巡回するバルバリア海賊からの保護を与えるものでした。この許可証制度は、イギリスの商業および海上強国としての台頭を助けました。許可証そのものは現存していませんが、登録簿には許可証を発行された船舶、その出航港や目的地、船の大きさ、乗組員、武装に関する情報が記載されています。
 本コレクションは、この期間におけるイギリスの植民地、経済、海上の歴史を探求する研究者にとって、また、世界貿易の拡大や財政軍事国家の発展といったより広いテーマを探求する人々にも関心を引くものです。

 

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