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Liverpool shipping records: imports and exports, 1820-1900


リバプールの交易記録 1820-1900年

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イギリスの主要港としてのリバプールの成功を探る

 本コレクションは、リバプール市の輸出入の80年間を記録しています。リバプールに停泊した船舶の報告書や積荷目録から得られた税関の申告書が収録されており、リバプールの海運の歴史と1828年から1900年の間にリバプールで取引された商品について、独特の洞察を提供しています。
 この時期の市の繁栄は、イギリスの主要な港の一つとしての海運の成功によって築かれました。18世紀初頭、リバプールの商人たちは、アイルランドやヨーロッパとの既存の貿易関係に加えて、大西洋周航を行うようになり、リバプールは、タバコ、砂糖、藍、米、ラム酒、綿花など、さまざまな帝国貿易ネットワークに深く関わるようになりました。リバプールで取引された商品の多くは、奴隷の労働力によって生産され、リバプールとその商人たちは大西洋奴隷貿易の主要な担い手でした。1800年までに、リバプールは世界最大の奴隷貿易港となり、市の富と発展の多くは奴隷制度と三角貿易に依存していました。
 1807年、奴隷貿易法が可決され、大英帝国全体での奴隷貿易が禁止されました。これにより、それまで奴隷貿易に深く関わっていたリバプールの海運は劇的に変化しました。しかし、商人たちは奴隷によって生産された商品の取引を続け、奴隷制度はリバプールの貿易ネットワークに影響を与え続けました。
 税関の申告書は、輸出入を記録した印刷物です。リバプールの最初の申告書は1750年頃に印刷され、時間とともにより広範になり、最終的には地域の商業コミュニティのためのビジネス新聞として機能するようになりました。1840年代後半までには、日曜日を除いて毎日印刷され、リバプールの海上貿易の包括的な概要を提供していました。本コレクションには、船舶の名前、出発地、目的地、船長、トン数、到着・出発日、貨物の詳細、各積荷に関連する人物や会社の名前など、詳細な情報が含まれています。
 さらに、リバプールの貿易ルートと関係の性質と発展についても詳細な概要を提供しています。特に産業革命期において、イギリスが新しい技術とプロセスを用いて製造された大量の商品を輸出し始めた際の、貿易の優先順位の変化も浮き彫りにしています。重要なことに、これらの文書は、イギリスの商業的利害とネットワークが、広大なグローバル帝国の基礎を築いたことも示しています。

 

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