WPA(1939年7月1日まで Works Progress Administration、その後 Work Projects Administration、1943年に廃止)はニューディール政策の基本的政府機関のひとつで、民間事業局(CWA)や連邦緊急救済局(FERA)をひきついで、1935年5月政府の失業救済機関として設置され、公共事業を通して景気の活性化を目的として雇用促進を直接意図したものでした。不況によって打撃を受けたのは工員や職人だけでなく、学者、作家、芸術家なども皆失業に追い込まれているという状況に対して、著述者対策事業(FWP)を設け、芸術、文筆活動を行う機会を提供することも行いました。
第1部に収録の国家管理局によって作成された最終報告書には、各州で行われた活動の全容、直面した問題、国家プロジェクトの管理・財政・組織面、雇用者・達成された成果などの事実データがまとめられています。
※本コレクションはマイクロフィルムArchives of the Work Projects Administration and redecessors, 1933-1943をデジタル化したものです
ニューディール期事業推進局(WPA)および前身組織のアーカイヴズシリーズ
第1部:各州プログラムの最終報告書
Part 1: Final Reports of the State Program, 1943
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