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Panama: Records of the U.S. Department of State, 1950-1963.


パナマの国内事情 1950-1963年

◆国務省文書にみる冷戦時代のパナマ運河の重要性

 トルーマン、アイゼンハワー、そしてケネディ政権の米国とパナマの関係を辿る文書を収録。冷戦中の海運とパナマ運河の重要性に関連する資料を集成しています。米国は1914年のパナマ運河の完成以降、運河地域だけではなく全域で直接的な介入を行い、パナマは米国の影響力の下におかれました。第二次大戦中は、パナマが用地を貸与した米軍基地の存在もあって経済は好調でしたが、戦後はインフレ、失業、債務等の問題が生じて人口増加が問題を加速させました。レモン・アイゼンハワー条約により、米国がパナマに支払うパナマ運河地域の年間使用料は1955年に引き上げられましたが、翌年エジプトがスエズ運河を国有化したことから、パナマでも運河の国有化要求が高まりました。

※マイクロフィルムRecords of the Dept. of State relating to Internal Affairs of Panama, 1960 - 1963をデジタル化

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