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British Foreign Office: United States Correspondence, 1938-1940.


英国外務省外交記録:米国関係文書1938-1940年

◆大戦勃発期の英米関係

 Kewの英国国立公文書館にある本コレクションは、米国に関する英国の外交をカバーしています。 F.O.371におけるアメリカ合衆国の一般的政治通信は、主に英国外務省と北米のさまざまな英国大使館および領事館との間の通信で構成されています。英米関係に関する政府、政治、軍事、経済、文化のトピックが記録されています。Archives Unboundでは、英国外務省ファイルに収録される1930年から1948年までの英米関係についての資料をデジタル化して提供いたします。

 

 本コレクションには以下に関する文書を収録しています。

1938年:ブラジル政府向けの船舶の建造、ドイツの海軍建設、フランス領ポリネシア諸島の米国による使用、日本の主力艦のサイズ、戦時中の商船武装、潜水艦建設に関するドイツの意図、ヨーロッパの状況に対するニューヨークの反応、米国と孤立主義、米国の中立法と石油供給、米国海軍拡張法案、ニューヨーク万国博覧会でのマグナカルタのコピー、英国王の世界博覧会への訪問、飛行士アメリア・イアハートの捜索(1937年に南太平洋上で遭難・行方不明)、英ポーランド海軍協定、カフリン神父の活動(アメリカのカトリック司祭。ラジオ説教で有名になり、反共・反ユダヤを唱えて多額の資金と信者を獲得した)、英領ギアナでのユダヤ移住計画に対する抗議。

1939年:外国との原材料交換のための米国の計画。英国王と女王の米国とカナダへの訪問。フィリピン諸島の中立化に関する日本の提案。フィリピン国防省の創設、オーストラリア海軍の駆逐艦、議会へのローズヴェルトの年次メッセージ、米国に対するドイツの報道キャンペーン、米国の中立法、戦争行為の勃発に関する米国の世論、アメリカの募金活動、パナマの有事規制、アメリカの航空機産業、米国とロンドンでのJ.P.ケネディ(在英アメリカ大使(1938-1940)。J.F.のケネディの父親)の活動、戦争の結果に関する大使の見解、アメリカの石油に対する外国の需要、西大西洋の米国機偵察、アメリカユダヤ人会議への英国人の出席、パラシュートを作るためのナイロンの使用、ドイツ系アメリカ人市民連盟の活動。

1940年:アメリカにおけるドイツとイギリスのプロパガンダの有効性、マンチェスターでのチャーチルの1月27日のスピーチ、英国空軍将校のアメリカへの訪問、アメリカでの英国事情の説明、ローズヴェルト夫人をBBCでの講演の招待、米国の中立法の違反、米国における外国工作員の管理、ベルギー・オランダ・ルクセンブルグへの侵略に対するアメリカの反応、ウィンザー公爵・バハマ総督(ウィンザー公は1936年に英国王位を退位。ナチスドイツとの接近を警戒されていたためバハマに遠ざけられた)。アイルランドの死刑執行に関するアイルランド系アメリカ人の意見、シカゴのアーリア研究所の反ユダヤ主義活動、英国の戦闘部隊のための米国志願兵、米国におけるナチス支持者、駆逐艦と引き換えに英国所有施設を米国に付与、など。

※本コレクションはScholarly Resources刊行のマイクロフィルムBritish Foreign Office. United States Correspondence, 1930-1948をデジタル化したものです

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